そろそろ来年4月の入園、また途中入園の申請をする方が増える時期ですね。
私が実際に働いた保育所は2ヶ所、また学生時代に実習で伺った施設は2ヶ所
そして、上の娘の入園時には園見学を4ヶ所、保育士として働く友人やママ友から聞いた話。
本当に保育園によって、特色が異なります。
もちろん、それを重視しすぎて家や駅から遠い保育園の入園は
お仕事をしながらのご両親にとってはかなり負担になるかと思います。
けど、家族よりも長く過ごすであろう保育所のことは
やっぱりちゃんと考えたいと思う方が多いんじゃないでしょうか。
元保育士の私が保育園を選んだ際のポイントをご紹介したいと思います\( ˆ ˆ )/
※自治体によって、詳細は異なりますのでよくご確認ください。
この記事はこんな方におすすめ!
・保育園の申し込みを検討中の方
・園見学の際に見るべきポイントを知りたい方
保育園を選ぶにあたって大切なこと
保育園を選ぶにあたってまず、大切なことは
ご自身のお子さんの個性を改めて、家族で考えること。
そして、親として大切にしたいことは何か、考えることが大切です。
活発で元気いっぱいな子供なのか、それとも慎重だったり、
おっとりした子供だな〜といったような簡単なことでいいと思います。
また親として、子供にはのびのび元気いっぱい遊んでほしい!
小さいうちからいろんなことをたくさん経験したり、協調性も養ってほしい。
といったような、ざっくりした内容で充分です。
お父さんお母さんの考えを擦り合わせるいい機会にもなるので
家族で話し合うことがおすすめです✨
やっぱり入園させてから、他の園に転園することはなかなか難しいですし
子どももお友達ができたり、環境に慣れた後の転園は負担も大きいです。
もちろん親御さんの希望全てが叶う園はなかなかないと思いますが
だからこそ、大切にしたいこと、妥協できる点を考えておくといいですね。
今から私が紹介する中で気になった点を園見学の際に確認してみてください^^
保育園 見学ポイント!
保育園の場所
やっぱり、毎日の送迎となるので場所はすごく大切です✋
自転車で送迎するし〜と思っても、雨の日や寒い日が続くとかなり辛いと思います。
自宅かもしくは最寄駅の近くに保育園が何件あるかをまずピックアップしましょう!
また園によっては車送迎がOKのところ、NGのところもあります。
駐車場は何台あって、駐車場へ入庫する待ち時間が発生していないかも聞いてみてもいいかもしれません。
園児数
これも保育園の特色として、大きく異なるポイントです。
0~5歳が在籍する保育園で60〜90名ほどか、150人規模の大きい園なのか。
それによって、園庭が大きい、各クラスの部屋の大きさも変わります。
もちろん、大きい園も定員人数に合わせて保育士は在籍していると思いますが
やっぱり人数が多い園と少ない園では
先生の子ども達一人ひとりに向けられる意識が異なるように思います。
保育時間
ここも大事なポイントです。
保育園の標準保育時間も園によって異なります。
例えば、7:00~18:00と7:30~18:30の標準時間が異なる保育園。
この標準時間を超える場合、30分単位で延長保育の料金がかかります。
娘の園は7:00~18:00が標準保育の時間になるため、
18:30まで預ける我が家は追加延長料金を払っています。
延長保育が長い子どもにはおやつが出るところがほとんどです。
そのおやつのタイミングも園によって異なり、
うちは19:00まで残る子どもたちが18:30に食べるので娘は延長保育のおやつは食べられず、
お腹が空いているので自宅に帰ったら急いで晩ごはんを用意する必要もあります😭
また、資料に記載されているからといっても
実際、延長保育をしている子どもがいない場合もあったり
土曜日の保育時間は短時間になる可能性もあるので
各家庭の最大保育時間を想定して、園に確認しておくといいですね。
あと、平日お仕事がお休みの日の対応も園によって違います。
親御さんどちらかがお休みなのであれば必ず家庭保育(お休み)させてください。
シフト制の方に関してはシフト表の提出をお願いしますと言われる場合もあるそうです。
土曜日たまになら預けてもらってもいいですよ〜平日休みでもいいですよ〜と
寛大な園もあるので、そこは軽〜い感じで聞いてみてもいいかもしれません。
たまには有給とって、夫婦の時間とか友人との時間も欲しいですよね^^
先生
先生のこと、めちゃくちゃ見ます!!(笑)
まず、先生の子ども達への話し方、言葉遣い。これはもう完全にうつりますから。
先生が子どもの名前を呼び捨てで呼べば、もちろん子供同士は名前で呼び合います。
関西弁で喋る先生がいると、子どもも気づけばコテコテの関西弁で喋ります。(笑)
そして、年配の先生がいるか、結婚指輪をしている先生がいどのぐらいいるか。
これは、長く勤めることができる環境の保育園なのか。
保育園は園によって、先生の勤務時間や内容、負担が全く違います。
上下関係が厳しかったり、持ち帰り仕事が多くて、退職をする人が多い職種
やっぱり先生自身が健やかに仕事ができないと子ども達にも影響します。
労働環境が整っていたり、人間関係が良いと仕事は長く続けやすいですからね^^
また、子どもがいる先生が多いと安心です。
私は独身時代、何度言っても持ち物に名前の記入ができていない親御さんがいると
なんで何回も言ってるのにできないんだろうと本気で思いました。ごめんなさい。
けど、親御さんと同じ状況になった今、いちいち確認なんてできないよな〜と気づきました。
そういった些細なことですが、親御さんの気持ちへ寄り添うことができる気がします。
子どもたちの様子
子どもたちが楽しそうに遊んでいるか。
喧嘩している子どもや泣いてる子どもに先生が気づいて声かけしているか。
園見学時に話しかけてくる子どもがいたり、挨拶してくれたり。
また、先生に萎縮することなく、過ごせているか。
そういった子どもの様子も見てみるといいです!
おむつ、トイレトレーニング
おむつも布オムツのところや、日々持参する場合や保育園にストックを置いておく。
最近はリースで保育園が全て用意してくださり、毎月決まったお金を払う場合もあるそうです。
現在はかなり減っているようですが、汚れたおむつも全て持ち帰りの園もあります。
布オムツの保育園だと、オムツが外れるのも比較的早いと思いますが
洗濯の量はかなり増えます。。
またトイレトレーニングに関しても、
「うちではしてません。いつかはオムツも外れますから。」という園も。
親御さんがご自身で頑張れる際には問題ありませんが、仕事しながらのトイトレはなかなかハード。
保育園でトイトレしてくれるのはとても有難いですよね。
施設の設備等
園見学の際に、劣化している部分がないか、壊れたものが放置されていないか。
掃除がある程度行き渡っているかは確認しました。
また、0歳児のお昼寝のベビーベッドにはベビーアラームと言って、
「乳幼児突然死症候群」を防ぐための赤ちゃんの呼吸を確認する機械の設置があるか。
また、1歳児からはコットという小型ベットのようなものを使用しているかも確認できるかもしれません。
コットを使用している場合は、コットカバーと上にかけるブランケットのみ持っていけばいいですが、
敷布団、掛け布団を持参する場合は、洗濯も大変ですし、週初めと週終わりには荷物も多くて大変です。
給食、おやつ
給食やおやつも園によって、かなり異なります。
給食のメニューもほぼ毎月同じような内容なのか、種類が多いのか。
また、ほぼ毎日手作りおやつを用意してくださる園もあれば、
週2回は手作りおやつでそれ以外は市販のお菓子をあげる園も多いかと思います。
娘が通っている園は毎日手作りおやつを作ってくださいますが少し変わっていて
餃子の皮のピザや、ツナピラフおにぎり、タコライスの日もありました。笑
制服、服装、持ち物
服装に関しても、園によってかなり異なります。
保育園でも3歳児からは制服を着て登園、園内では体操服に着替える所もあります。
その際には制服の大幅な金額は聞いておくほうがいいかもしれません。
私が園見学に行った際の保育園は夏物冬物、カバン、トータルのセットで8万円ほどでかなり驚きました。(笑)
保育園によっては、ロンパース肌着、ワンピース、スカート、フード付きトップスがNGのところは多いです。
詳しい荷物に関しては、おそらく入園時での説明になるかと思いますが
持ち物の内容も園によって、かなり異なります。
とりあえず、手作りのバッグや巾着などが必要ではないか、聞いておくと安心ですね。(笑)
行事関係
保護者が参加すべき行事がどのぐらいあるかの。
基本的に平日に開催されるということは仕事を休む必要があるので、
ここも気になる点ではありますよね。
また、友人の保育園では親が参加できる行事は運動会のみと言った少し寂しい時も。。
災害時の対応
これは私自身の体験で、園見学時には特に説明はなかったのですが
入園後、台風が続いた影響で土砂災害警戒の警報が出た際に
保育園の所在が「土砂災害警戒区域」の対象のため、急遽お迎えの依頼が多々ありました。
同じ状況でも、対象ではない保育園は警報が出てもお迎えに行かなくていいので
ここは事前に知っておきたかったな〜とつくづく思いました。
なので、園見学時に警報が出た際の対応。
また、避難訓練の頻度や避難時の場所の確認はしておくといいですね^^
園が大切にしていること
おそらく、各保育園には大切にしていることや、保育理念を掲げているところがほとんどです。
HP等にも記載があると思うので、その内容に親として大切にしたいこととの違和感を感じないか。
仏教やキリスト教の園もありますので、そのあたりも要チェック。
それ以外では基本的に園内では裸足で過ごす裸足保育をしているとか、
小学校に向けて年長になった際に英語や茶道などの習い事のようなものはあるのか。
4歳児以降になると、打楽器や太鼓を使っての演奏会やマーチングがあったり、
絵本を読むことを大切にしているか、保育園でも貸し出し図書がある園もあります。
また、結構重要なのが保育園内ではテレビやYouTubeなどは見せないか。
(最近の保育園や幼稚園はYouTubeの時間があると聞いて衝撃でした😂)
地域によっては、追加料金を払えば、保育園にいる間に
外部の先生を呼んで英語やピアノ、バレエ、サッカー等の習い事をさせてくれる園もあるみたいです。
欲を言い出せば、キリはありませんが
通わせる保育園がどのようなこと大切にしているのかはよく確認しておくほうがいいと思います。
実際に私が選んだ理由は?
私は一人目の保育園の入園時、自宅から少し遠いところも含め、合計4件の園見学に行きました。
制服が可愛くて、ルールがたくさん決まっている人気の園、
昔からある公立の保育園、60名規模の小さい保育園、子どもがのびのび過ごせそうな園。
4件のうち、1件だけは主人も一緒に見学に行きました。
最終的に子どもの個性、そして親として子どもに望むことを夫婦で話し合い、
園見学時に、絶対にここには入れたくないな〜と思った園を希望しました。(笑)
入れたくないと思った理由は、
先生が子どもと関西弁のタメ口で会話していたこと。
そして、3歳からは決められた時間内で子ども自身がお昼ごはんを食べたいと思ったタイミングに
自らランチルームに行って、給食を食べるというところ。
そして150人規模の大きい園、自宅からは近いけど駅とは反対方向、その他諸々ありました。笑
そんな園に入れることにした理由は
縛られることなく、のびのび子ども自身が楽しく遊べそうだから。
8ヶ月頃になった娘は活発でよく動きました
また、お友達の子供と会っても興味がなさそうで(笑)
自分からは近づいていかず、近づいてきたら一緒には遊ぶ。そんな個性が見受けられました。
制服が可愛くて、人気の園にはたくさんのルールがあり、
なんとなく娘には合わないような気がしたり。
公立の保育園は駅からも近く良さそうでしたが、設備の古さと、
英語などの外部学習も特になかったのも理由のひとつです。
いざ、入園するとやっぱり私が実際に働いた保育園やママ友から聞く感じとはまったく違います。
子ども同士、名前で呼び捨てがほとんど。(笑)
関西に住んでるから仕方ありませんが、コテコテの関西弁です。
1〜2歳の頃は容赦なく園庭で泥遊びをするので、泥まみれの服が上下3〜4セットあることも。
活発で、体力があって、お昼寝も少なく、まあとにかく元気です。
最後に
私自身、保育園の入園申し込みをする際には、園見学に行った際に
それぞれで気になったことをメモして、たくさん主人と会話をして悩んで。
1番入れたくないな〜と思っていた園を最終的に第一希望にしました。
有難いことに第一希望の園に入れて、他の園とはかなり異なる環境に驚きの連続
先生の言葉遣いや、子どもがお友達の名前を呼び捨てで話すのは気になりますが(笑)
子どもが毎日楽しそうに元気いっぱい泥まみれになりながら遊んでくれてるのであれば
いろんなことをぜーーーーーんぶ置いておいて、この園でよかった!と思っています。
子どものことを大切にしてくれている、大きな怪我なく毎日を過ごせているだけで十分です。
言葉遣いが汚からろうが、先生には感謝しかありません(笑)
保育園に行ってたくさんの経験をし、成長していく子どもたちのためにも
園見学や口コミ等を聞いてみることも、大切だと思います。
何かわからないことや、相談したいことがあれば
いつでも問い合わせページよりご連絡くださいね^^